インターネットは比較的に自由に利用することができます。
個人で利用する方法は主に2つ。
1つはインターネットカフェ(中国語では网把(WangBa/ワンバー/)。
※正しくは把の左は口
2つ目は自宅などの個人利用。
インターネットカフェ。以前はインターネットカフェが最も手軽な方法の1つでした。しかし、最近はネット中毒者が若者を中心に大量に発生。
高校生、大学生などがネットゲームに夢中になり不健全だという声が高まり、2007年の全人代(全国代表者会議=日本の国会に相当する立法機関)にてインターネットカフェの新規開店を規制する動きが開始(既存店はOK)。
さらに2008年のオリンピックに合わせて利用前に身分証明書提示を求める義務付けを開始。これにより事実上外国人の利用はできなくなりました。
(それでも抜け道はあります、詳細はググッてみてください。)
大連のネットカフェの利用料金は1時間で1〜2元です。また、デポジットをとるところもあります。
大連のインターネットカフェの多く利用者の目的はオンラインゲームです。また多くが全面喫煙席のため煙が充満しています。
インターネットカフェではありませんが、最近は喫茶店で無線LANが使用できるお店が増えてきています。代表例はアミチコーヒー、スターバックスなど。
外国人がインターネットへ接続している姿をよく目にします。
この場合は11b/gなど一般的な無線機器を搭載していれば、そのまま接続できます。
ローカルな喫茶店でも無線環境があるところはあります。例えば
SLOW Labなど。
自宅でのインターネット。回線の種類はADSLが主流です。速度は512K、1M、2Mが多いです。
利用料金は月額100元〜150元ほどです。
また、月間10時間までいくらという従量制のプランもあります。
プロバイダーに当たる概念はなくNTTのような電話会社が運営しています。
少数ですが、一部マンションでは住民専用の光ファイバー回線も存在します。料金はほぼ同額です。速度は理論値8Mというところもあります。
以前住んでいたマンションでは光ファイバーが利用できたので利用していました。最速で2M近く記録した時間帯もありました。しかし、非常に不安定で、丸3日間接続できない日もありました。現在は解消されているでしょう(おそらく!?)。
接続を確立する方法はPPPoEです。
(毎回、ユーザ名とパスワードを確認して認証してから接続する方式。)
サイトの規制について。接続できないサイトはかなり存在します。国家が管理しているといわれています。
主なものをあげると、
中国共産党政府を非難するような政治色が濃いサイト(言語問わず)。
チベット、ウィグル、天安門事件、毛沢東批判を検索すると画面が真っ白となったり、切断されます。
アダルト系のサイト。
日本系のドメインサイトでは、
ジオシティー、アダルト系が多いFC2、DTIブログ、最近ではアメブロも規制されています。
以前はこのSeesaaやウィキペディアなども規制されていました。
(会社内の独自ドメインなどの環境ではスルーできます。個人の場合も同じく裏技はあります。ググってみてください。)
また時期、タイミンミングによってはYou Tube、Yahoo動画ニュースなどの動画系サイトも接続規制をされることがあります。
インターネット環境のステップは、
1.インターネットカフェや個人宅利用で利用可能。
2.現在、外国人のインターネットカフェ利用は困難。
3.アミチ、スターバックスなど喫茶店で無線が利用できる。
4.自宅用はADSLが多く、速度は512K〜2Mほどが多い。
5.料金は月額100〜150元で部屋の不動産屋にて代行可能。
6.規制サイトは存在する。政治系、アダルト系など。
7.Skype、MSNなどIP系ソフトは概ね問題なし。
8.多く環境で接続元を特定可能。書き込み内容は注意を。まとめると、
ネットカフェ規制中。喫茶店で無線利用可。個人用は月額100〜150元でつなぎ放題。政治系、アダルト系は規制サイトが多い。ADSL、PPPoE方式。